土壁の重ね塗り
- HIROSHIMACHIDA
- 2016年1月26日
- 読了時間: 1分

解体したときに出た大量の土も、再利用で使ってたらほとんど無くなってしまった。
土壁用の土を販売している業者がないものかとネットで調べてたら、淡路島にある近畿壁材工業㈱さんを発見。
早速注文して、トラック借りて引き取りに淡路島へ行きました。
近畿壁材工業㈱さんの担当の方といい、社内の方々といい、工務店でもなんでもないド素人の個人相手に、ものすごく親切にしていただきました。

でトラックにパレットで積んで、現場に搬入。
かなりの量になってしまったので、現場に搬入は大変でした。

早速、自家製の稲わらを刻んで混ぜ合わせて練りこむ。
稲わらはこの秋に畑で作った陸稲の稲わら。
きっと納豆菌とかたくさんいて、土にうまくなじんでくれるでしょう。

それをがんばって塗っていく。

この重ね塗りを表と裏で行う。
最初にベースとなる土を竹格子に塗っているので、これで3層。
さらに中塗り用の土をまた、表と裏にぬるので、5層。
仕上げに外と内にそれぞれ漆喰や、仕上げの土をぬるので最低でも計7層になります。
場合によっては8層9層になるときもあり。
これでも土は多孔性なので、しっかり呼吸をしてくれるんですね。
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